iPhoneと一眼レフで紫陽花を撮影してみました。
2012.06.18
先週から東京も梅雨に入りました。
雨の季節といえば「紫陽花」です。
紫陽花は桜のようにぱっと咲いて、ぱっと散るタイプの花ではないですが、忘れないうちにと休日に、墨田区にある向島百花園に撮影しに行ってきました。
ホームページには紫陽花の見頃とあったのですが、株の数もそれほどなく、またつぼみの状態の方が目立っていたように思います。
前置きはこれくらいにして、実際に撮影した紫陽花の写真をご紹介します。
まずは、iPhoneで撮った紫陽花。
定番の青い色がきれいで、りっぱな紫陽花です。
まずは普通に適当と思った位置から撮影
iPhoneの発色はとてもきれいです。
ただ、絵的にちょっと散漫な感じがしたので、ズームアップで撮影してみました。
一見きれいに映っているようですが、ズームした分、手前の花も少しのノイズが入っています。
奥の花は完全にノイジーです。ちょっとうーんです。
次はズームは使わず、被写体の紫陽花に近づいて撮影しました。
紫陽花の花が主人公になりつつ、ノイズも出ていません。
iPhoneで撮影し被写体を目立たせたい場合は、収めたい大きさになるまで、被写体に近づいて撮影するのが一番いいみたいです。
(iPhoneの設定値や被写体、環境、アプリなどでも随分かわると思いますので、それはまた別の機会にためしてお知らせしようと思います。)
次に、一眼レフカメラで撮影しました。
機材は EOS Kiss X4 EF-S 55-250mm F4-5.6IS
株に花をつけた紫陽花全体の雰囲気を撮影。
iPhoneより色にも奥行きがあります。
ズームレンズを使用して、絞り(という機能があります)などを調節し、背景をぼかしつつ、紫陽花(主体)が目立つように撮影してみました。
今度は、紫陽花全体ではなく、花びらに焦点を当ててみました。
こう見ると、この紫陽花に関しては、小さい花びらと大きい花びら、青い花びらと白い花びらとがあって、なかなかきれいです。
まとめ
よく「一眼レフって普通のカメラ(コンパクトデジタルカメラなど)と何が違うの?」と聞かれたりします。
一言でいうと、レンズや絞り、シャッタースピードといった機材や機能を使いこなす事で、肉眼では見えないレベルの画を切り出すことができるということでしょうか?
とはいえ、iPhoneカメラも性能がとてもいいです。
アプリを使えば、一瞬で雰囲気写真にできたり、インターネット上で共有できたり。
カメラもシーンや被写体によって使い分けるのが一番ですね。
気軽なiPhone、撮影のコツがあるとすると、(ひとつには)できるだけ被写体とのベストな位置を確かめてみたり、カメラのレンズを覗き込む意気込みで被写体を画面に納めるなど、ちょっと集中力を高めて撮影してみると、いつもよりきれいな写真がとれると思います。